初めての装備にかかる金額
こんにちは。FYKSです。
「カヌーに興味があります」というお問い合わせを受けるようになってきました。ありがとうございます。
ここでアドバイスという訳では無いのですが、一言
カヌー本体だけでは、カヌーはできません。
当たり前と言われればそれまでですが・・・本体+αで購入する道具があります。今日はそんなお話。
本体+¥100,000-!?

先に言ってしまうと、約10万円かかります。内訳はコチラ※2人用装備と仮定※
・運搬する・・・ルーフキャリア、保護パッド、荷締ベルト 5万円
・漕ぐ・・・パドル 3万円(2本)
・着る・・・ライフジャケット 2万(2着)
概算でこんな感じになります。
一度購入すれば長く使用できるんですが・・・金額だけ聞くと大きな出費ではあります。
専門用語ばかりでなんのこっちゃ!?という部分も含め、以下で解説していきます。
運搬方法について
最も普及している方法としては、自家用車の屋根上に積載です。
こんな感じ

ルーフキャリアを設置して、その上に載せる。
メーカーによって値段はバラバラですが、ベースキャリアセット(フット+バー)で約¥25,000
カヌーアタッチメント(ベルト+器具のセット)で約¥25,000。
無くても積載できますが、カヌーの保護&運搬時の安全を考えると便利です。
最低でも、保護パッド+荷締ベルトは必須です。
ルーフキャリアは拡張性があり、サイクル、サーフ、スノー、ルーフボックスなど色々取り付ける事が出来ます。
カヌー用という訳ではなく、天井積載用と考えて下さい。
パドル
漕ぐものです。こんなやつ

素材は色々あります。プラスチック、金属、カーボン、木製など。
とは言え、カヌーと言えば「木製」というイメージがあると思うので、木製に絞ってお話をします。
平均的な木製パドルの価格は¥10,000~15,000。何故2本かというと、予備+友達用です。
ソロ野郎だよ!なめんな!という方も予備として追加で買ってください。折れたりすることもありますので。
実際、私のパドルは誤って車で轢いてしまいまして・・・ブレード部が割れました。
ライフジャケット
安全器具です。絶対に着用してください。

遊漁船と違い、カヌーに関しては基準は特にありません。プロショップにて取扱いのある好みのモノを選んでください。
遊漁船は基準があり通称「桜マーク」と言われる「国土交通省認定品」が必要になります。※詳しくは別記事で※
ライフジャケットは生存率を上げる道具です。使用方法を誤ると、重大事故に繋がる恐れがあります。
って書くと、説明書みたいでしょ?
実際に落ちてみると判明するんですが、人間は意外と浮かないんですよ。焦ってバッシャバッシャやってると、力尽きて沈みます※幼少期に経験済み※
ライフジャケットの着用によって、生存率が上がるという資料があります(未着用20%、着用60%)
詳細は国土交通省のHPなどを閲覧してください。
各種購入はネット?ショップ?

近くに取扱ショップがあるなら、ショップ。店舗で相談して購入。
どうしても無い!という方は、盛んな場所で展開しているプロショップ通販。お話聞きながら購入。
本格的な高額なモノをリサイクルショップなどで購入するのはオススメしません。目が肥えてからにして下さい。※ネットオークションで失敗した経験アリ※
私がカヌーを初めて購入したときは「プロショップ通販」でした。
雑誌を買い、広告ページでサイトを見つけ、関東のショップに電話。
「北海道在住です。必要なモノ全て入れて送ってください」と言いました。対応してくれた方が「え?あ、はい。。。えーっと・・」と困惑していたのを覚えています(笑)
北海道内でカヌーの展示販売をしているショップがあるのを知ったのは買ってからです。
もしも、事前に知っていたら北海道内で購入していました。函館管内に取扱店があるならば、そちらで購入していた事でしょう。※あったけど知らなかった※
理由は2つ
・現物を見る事ができる
・相談することができる
この2点はインターネット通販には無い魅力だと言っても過言は無いです。

現物に関して
「○○メーカーの○○モデル。色は○○」という細かな部分までの確認は不可能に近いです。しかし、同メーカー品、同じような品、購入した人がいる、などの確認チャンスは巡ってくる可能性は高いです。
相談に関して
重複する部分はありますが、購入費用、本体以外の装備費用、注意点など、様々な情報を提供してくれます。
当時、私が購入したショップも、すごく丁寧・熱心に教えてくれるんです。何度も電話を頂いたりしました。
ですが、頭に入ってこないんです。頭にイメージが湧かないんです。
用品の名前言われても???となるので「ん?はい?あ、わかりました。じゃあそれで。待ってます。よろしく」と言っていました。
今思うと失礼な客だったな・・・と反省しております。
初期費用は必要経費
高額な本体+¥100,000というのは躊躇してしまいます。保管場所、運搬などを考えれば手軽な遊びでは無いですが・・・
買って後悔するような遊びでは無いことは断言できます。

自動車を買う→免許、タイヤ、車検・・・
料理を作る→食材、調味料、調理器具・・・
登山をやる→バックパック、細かな道具・・・
何をやるにも+α。同じ遊びとして「必要経費」と割り切ってみてはどうでしょうか?
FYKSはできる限りの情報提供、お手伝いをさせて頂きます。至らない点も多々ありますが・・・やる気だけはフルMAXです!
「必要なモノ、全部よろしく」こういう方、好きです(笑)お待ちしております。
以上、今回のお話でした。
ではまた。FYKS長谷部。